--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

福島県・南相馬へ3 ■これからの支援のカタチ

2011年08月22日 03:26

本当はCVのオリエンテーションで聞いた、「写真撮影」について書こうと思ったのだけれど
今日はこの記事↓を受けて、今後の支援の仕方に関しても考えを記そうと思う。

【ボランティアが被災者の自立を阻害する?!~震災5ヵ月後のボランティアのあり方を問う】
http://kasakoblog.exblog.jp/15291070/

前回の記事を書いた後、何人かの友人やブログを見てくださってる方に
ある同じ質問をされた。それは

「ボランティアへの物資などは何のお金から出てるんですか?」

というのものだ。
正直、ギクリとした。そんなことまったく知らないし、
その上、実は私も同じことを考えたことがあったから。
つまり、疑問に思いながらも流していたわけで……。

私はいたれりつくせりなCVに感動しながらも、心の中で思っていたことがある。
「もっと他にお金を回さなければならない所があるんじゃないかな?」
ってこと。でも、それは考えてはならない事のような気がして
私はすぐに頭からその考えを追いやった。

が、結局友人たちに改めて突きつけられたわけだ。(感謝!)

というわけでネットでわかる限り色々調べてみた。
その結果、補足したのが前回の記事のオレンジ色の部分。
簡単に言うと、お金は自治体の予算から出ているものだった。
私たちは南相馬市の貴重なお金を使っていただいていたのだ。
考えなくてもわかることかもしれないけれど、私はそのことについて意識してなかった。
与えられるもの、どんなものだって当たり前じゃないのにね。

予算をそれらにあてることは、市が決めたこと。
市がボランティアにお金をかけることを「復興の近道」と考えた結果だろう。
だから、それを否定するわけではないけれど、
今後はちゃんと貴重なお金を使ってもらっているということ、
意識しなければならないと思った。そして、もっと本当に役に立ちたい。




そんなことを考えていた矢先、冒頭のリンクの記事を読んだのだ。
「ボランティアが被災者の仕事を奪っているかもしれない」という意見。
必ずしもそうだとは私は思わない。でも自立支援は意識しなければならないし
以前から、どこかで私もひっかかっていたことのような気もする。
(あとから噴出する問題は、大抵それより以前に少しひっかかりを感じているものなんだな)

まるでその伏線だったかのような出来ごと1つ目は
CVでのオリエンテーション。スタッフの方は被災者の方の
「自立支援をしてください」と言っていた。
「長い間避難所にいて、自立した生活が難しい人もいる」
「○○をしてくれと言われても、無理なら断ることも支援」
と。今考えれば、その意味をちゃんと考えていなかったな。

2つ目は街で駐車場が満車のパチンコ店。
どこのお店の駐車場もガラガラなのに、パチンコ店だけは大繁盛だった。
もうずっと南相馬にいる人が言っていた。
「国からお金が入るから、自ら仕事をやめ、パチンコする人もいるんだ」
衝撃的だった。しかも上記のブログの内容とはむしろ逆だ。
(もちろん、そんな人は一部だし、これを読んだことで市の印象を悪くしないで欲しい。
そんな人たちを非難したりできない。それだけの状況と進んでない自立支援があるんだろう)

こんな風に、TVにも出ない、上記のブログの問題だけではない
地域によって異なった様々な問題があるのだろう。
ボランティアが仕事を奪っている事実も存在していれば
ボランティアを必要としている事実もある。(これはまた別の記事に書きたい)
解決策も、その分1つじゃない。きっと、すべてに適応できる正解なんてない。
だからこそ、事態は深刻で複雑なんだと思う。
これから、色んな事実を受け止めながら、自分自身で取るべき行動を見極めなければならない。
(だから、上記のブログだけを受け止めて、ボランティアに行こうと思ってた人がこぞって
「行くのやめよう」となるのは怖いことなんじゃないかな)

でも1つ、今回の2つの件を受けて、確実に思ったことがある。
9月11日で震災から半年。きっと日本は新たなターニングポイントにきているんだと思う。
直接的な物資の支援などから、自立支援や孤独感を持つ人に対する心のケアへ。
これからの支援の仕方、これからの被災者の歩みかたを真剣に考えなければならない。
正直怖い。これ書いている間だって、これが何になるのかもわからないし
下手したら誰かを傷つけるかもしれない。気づかなかった事がいくつもあった
のと同じように、また何かを見過ごしているかもしれない。

でも、だからって思考することを止めてはならないと思うし、忘れてはいけないと思う。
私なりの考えと答えで支援は続けていく。自分が見た事実と、私なりに出した答えを信じて。
ボランティアを支援してくれる市や町の人に感謝を忘れずに。
たぶん、これらの記事はそんな自分の意思をまとめるためと、
忘れないための備忘録なのかもしれない。

とりあえず来週末、これまでよりもっとしっかり考えて活動してきたいと思います。


地酒
写真ブログなのに写真がないのはアレなので、以前iPhoneで撮った写真を載せていくことに。
こちらは、南相馬のスーパーで購入。1本で380円が義援金になるそうです。
楽天でも通販しているみたいなので、興味がある方はこちらへ。

地サゲ2
猪苗代湖ズ・純米吟醸酒720ml(期間限定品)


実は私、焼酎と日本酒飲めないんですけどね^^;
こちらはおうちへのお土産にしました☆

関連記事
スポンサーサイト


コメント

  1. りょうこ | URL | -

    しばらく考える間を置いてました。
    私の場合、「 自立支援 」というと、なんだか「 介護 」を思い起こしてしまいます。
    少しだけ生活の中にそういう連想を結ぶような機会があったからかもしれません。
    やっぱり支える手が要るということには変わりなく、そうなると、もはや手をのばす
    側、握る側、立場を異にしてもそれぞれ個々の“ 心 ”がどうかということのような
    気がして、根本のそれ(心)は、環境が変わったとしても芯に残ってて変わらないん
    じゃないかなって思ったりしてます。

  2. 星の子 | URL | -

    りょうこさんへ

    毎回、読むだけで気が重くなるような記事を読んでくださり、
    そして考えてくださりありがとうございます^^

    りょうこさんも、生活の中で、自立支援を考える機会があったのですね。
    私も、家庭の中で今もなお、支援をしなければならない状況にいるのですが
    (介護ではないのですけども)
    いつも思う事があります、

    お金や物の支援よりも、私の気持ちが伝わるようにしなければなと。
    そして相手側も、本当の自立は
    自分自身で変わりたい、変えたいと思うことだということ。
    強制などでは本当には変わらない。

    と、もしかしたらりょうこさんの書いて下さった内容を
    間違えて解釈していたらすみません^^;

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://doncame.blog57.fc2.com/tb.php/72-9e4e0ca5
この記事へのトラックバック


最新記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。