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緑の自然・赤の人1

2010年07月10日 02:02

森の奥へ

ネパール、ポカラ。
ひとり森の中を歩いていると、
目の前の草木の茂みから予想もしなかった動物が
物凄い勢いで顔を出した。

大きなバッファローだ。
バッファローは顔だけ茂みから出し、こちらをチラリと見ると
また茂みに顔を引っ込め、バサバサとすごい音をたてて去っていった。

突然のことに唖然とした。
けしてバッファローが珍しかったわけではない。
(ネパールでは道路のあちこちで、普通に歩いている)

その場所が、標高1000m以上の丘の上だったからだ。
しかも、バッファローが走り抜けているのは結構な急斜面で……。

あっけにとられていると、
しばらくして真っ赤な布を纏った女性が現れた。
彼女は茂みの中をキョロキョロと気にすると、
よく聞き取れない言葉を発し始めた。
気になった私が、何をしているのかとたずねると……


「        」
「     」


彼女の発した言葉を、私は理解することができなかった。
ただ、茂みと私の顔を交互に見て
困ったような顔で微笑んでいる。

その顔を見てハッとした。
彼女は先ほどのバッファローの飼い主なのだ。
どうやら、誘導(?)の途中にバッファローが
勝手にコースをはずれたようだった。


バッファローが草木を掻き分ける音が響く、うっそうとした茂み。
その向こう側には青い空と湖が広がり、山々がそびえている。
その美しいコントラストに
女性の纏う赤がキレイにはえていて……。

なんだかその姿から目が離せなくて
しばらくの間、私はその光景をボーっと眺めていた。

バッファローを見つめて



フェワ湖

撮影場所・日本山妙法寺の丘
(※ヒマラヤの存在のおかげで、1000m以上あってもネパール人にとってはあくまで丘なのだ)
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