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好きではない写真

2011年06月02日 23:36

IMG_2917.jpg

この写真を見ても、
なんだか店で売っている1枚の絵葉書や、画像検索の写真を
眺めるのと変わらない感覚だ。
思い浮かぶ感想も、沸き起こる感情もあまりない。
もちろん、良い写真だとも思わない。

もはや数ヶ月前に、
この景色が見える場所に立っていたという事実さえ危うい。
確かにこの目で見たはずのに。



そう思うのは、私の中ではこの場所をあくまで
1時間程度しか観光していない「よく知らない美しい街」
としか認識していないからだ。


おそらく、私は1枚の写真というものを
美しいとか壮大だとか、そういう感覚を基準にして眺めていないのだろう。
その写真に写る景色とリンクする濃い思い出や感情が存在してはじめて
自分の中で意味を持つ写真になる。


帰国してしばらくしてから眺めてみると、
あぶり出しのようにジワジワとその時の記憶と景色が広がっていくような……
言うならば記憶撮影・感情撮影。
そういう写真が好きだ。
(ついでに言うと、マイナスな感情が出ているのが好きだ……)

まあ、そういった個人の感情を他人が見ても感じることのできる写真なら
文句はないのだろうけど
あいにく私にはそんな写真を撮れるようなセンスは持ち合わせていない。


つまり、自分にしかわからない「自己満写真」
が好きと言うことになるのだけど。
(そして自己満写真でこのブログは溢れている……)




この場所でシャッターを切った時に、特別な感情なんて持ってなかった。
ビビッとくる何かもなかった。(けして嫌いなわけじゃない)
「こんな綺麗なとこに行きました!」という、
いわゆる「記念撮影」だったのだ。
行った記念の撮影。とりあえず撮った写真。
なんとなく納得がいかない!
いかない!!いかない!!!


あ、でも
1つだけこの街に関して強く記憶していることがある。
ありえない価格で、おじさんにチャイをぼられそうになったことだ。
しかも結構しつこかった。
もちろん、普通の価格にまけてもらったけどね。

このさわやかな青空にはあまりに反する記憶。
そういう記憶でさえ、旅と写真をおもしろくする要素なのだけど。




(あれ?もしかしてそのチャイのせいでこの写真
好きじゃないのかな……?)






●撮影場所・イエメン スーラ
なんだかうまく伝えられなくて1か月くらい下書きにあった記事。
そして今もなんだか納得いかない。ごめんなさい。

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台湾の瞳1

2011年06月07日 01:50

雑踏で振り向く



台湾では、


ある場所を訪れたのを境に動物の写真ばかりになった。


その場所の動物の瞳は、なぜか私を強く惹き付けた。


それはけして愛らしいものとは言えなかった。


どこか寂しげで、時には撮影に強い罪悪感をともなった。




「撮ったからなんだというんだ。

寂しげでしょう?って、誰かに見せたからって

意味はない。

彼らにとって、意味はなさない。

ただ自分が「撮った!」と思うだけ」




自己満で感情的な写真は、自分が普段とっているスタイルだけど、


相手がいる場合の自己満足はなんだか吐き気がする。


一方的で、遠く距離を感じる。スタイルを貫き通すのに後ろめたさを感じる。


だから人間をふくめ、生き物の写真を撮るのは苦手なんだ。


何か意思を感じる瞳であればあるほど。





生き物の写真は、自らのメッセージ性がない方がいい。


その生き物を見せ物にすることで、自分の感情を伝えるという行為に


私はひどく虚しくなってしまう。



かわいい猫
(だからこういう↑可愛い猫とか、記念撮影とか
自分の独自のメッセージ性を挟まない生き物そのものの写真を見るのは好きだ)




なのに、ここの動物たちの写真を撮りたい、


なぜかそう思った。


撮ってしまう、しまった。なぜ?




まっすぐに見る


耳をすませて




その場所は、九ふん。

赤い華やかないくつもの提灯に、

美味しそうな食べ物の匂いが充満する

にぎやかな観光地。





その路地の顔。


影の潜む場所。




路地裏で振り向く




九ふんの記憶の底には罪悪感がつまっている。


その上ブログに載せてしまう。見せ物にしてしまう。


また罪悪感が深くなる。


そうして台湾の記憶も深くなる。


旅の中の記憶で、忘れたくないものがいくつかある。


動物の瞳はその一つだ。





路地裏で振り向く2




私は今も毎日のように


彼らを撮った意味について、考える。




●撮影場所・台湾 九ふん
それでも彼らがいるこの場所が好きだ。

台湾の瞳2

2011年06月11日 23:22

視線の先には2

九ふんの裏路地、

すごくきれいで惹きつけられた猫の瞳

やわらかな姿勢。

その場所だけ、特に清らかに感じた





視線の先に何があったのかはわからない。



[ 続きを読む ]

台湾の瞳3

2011年06月13日 00:36

雨の中で





雨の中で2





雨の中で3



赤い提灯よりも何よりも


鮮やかな白が目について。




●撮影場所・台湾 九ふん
珍しくモノクロ。モノクロにすると彼の白さが際立ったので、自分の中に残る映像に近かった。

台湾の瞳4

2011年06月14日 00:54

視線の先には

ねこが走り去ってから
少しして振り向く瞬間を待つのが好きだ。


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